今回は、長男君が夢中になっていたことの記憶を掘り起こします。
2歳から6歳ぐらいまでの記憶かな。
長男君が最初に夢中になったのはバスだ。とにかくバスを見るのが好きだった。
2人でバス停まで歩いて行って、乗りもせずにバスを見て帰ってきた。そのルーティンは、何とも言えない温かさがあった。
次に夢中になったのは、働く車である。
様々な種類の車が好きになった。実物を見るだけでなく、トミカの働く車をコレクションし始めた。というか、親バカで買ってあげていたんだけど。
そして、働く車のDVDが劣化するまで見ていた。
「のりものあつまれ~♪いろんなくるまぁ~♪」
耳にタコができるくらい聞いたあの歌。歌っている姿が愛おしくて、今も大切な思い出だ。
そのせいで、ブルドーザー、ダンプトラック、ホイールローダー、ロードスクレーパ等々、全ての車の名前を覚えていた。
大人すら知らないマニアックな車両まで網羅していた。
子どもが夢中になって覚える力は本当に凄い!きっと、覚えようとしてないから自然に頭に入るのだろう。
トミカ博にも数回連れて行ったことがある。
大型展示場内に、たくさんのトミカのミニカーが展示されていて、様々なアトラクションが行われていた。入場特典のミニカーをもらい、たくさんの限定ミニカーを買った覚えがある。
長男君の興奮する様子は、とても微笑ましかった。
その流れから、さらに機関車トーマスに夢中になった。
誰でもトーマスぐらいは知っているが、他のキャラは見分けがつかない。アイツらの顔は、よく見ると若干気持ち悪いのだ。
にも関わらず、長男君はほぼ全てのキャラを覚えていた。
ばあちゃん・じいちゃんから買ってもらったトーマス図鑑が破れるまで見ていた。
ただ、トーマスに夢中になったぐらいから、バスや働く車の興味が一気になくなった。あれだけ覚えていた車の名前を忘れ始めた。
そして、トーマスにも興味がなくなり、キャラの名前も忘れた。なぜなら、ウルトラマンに夢中になったから。
夢中になったのは、ウルトラマンゼロ。
なんと、ウルトラセブンの息子!自分が見ていたヒーローの息子が登場するのだ。時の流れと円谷プロの戦略の凄さよ。
そりゃあ、お父ちゃんの財布の紐も緩むよね。自分が買ってもらったセブンや怪獣のフィギュアを喜んで買い与えていたわな。
ここでも脅威の覚える力を発揮する長男君。ウルトラ戦士だけでなく、怪獣たちも覚えていたからね。
ウルトラマンベリアルとウルトラマンジードにもハマったね。なぜか、お父ちゃんも!
ウルトラマンの少し後から、戦隊シリーズに夢中になっていた。
一番夢中になったのは、ルパンレンジャー×パトレンジャー。
お母ちゃんまで興味をもったぐらい、楽しい作品だったね。
誕生日やクリスマスを利用して、たくさんのロボットや武器をプレゼントした。あっ、クリスマスはサンタさんからの贈り物ね!
ウルトラマンや戦隊シリーズのヒーローショーにはよく連れて行ったね。
興奮しすぎておしっこを漏らしたことは、笑い話かな。
イオンでのヒーローショーを見るために、わざわざお父ちゃんが朝から並んだこともあるぐらい。並ぶのがキライなお父ちゃんがね!
過去の戦隊シリーズにまで手を出した後、仮面ライダーに辿りついた。
仮面ライダージオウの変身ベルトにはお父ちゃんも興奮した。お父ちゃん世代は仮面ライダーブラック。
アマゾンプライムのおかげで、過去のヒーローを手軽に見れる時代。
自分が生まれた時代のライダーだけでなく、弟やお父ちゃん・お母ちゃんが生まれた時代のライダーにも興味をもっていた。
この時は、ウルトラマン・戦隊シリーズ・仮面ライダーと、数多くのヒーローのことを覚えていたね。
あまりに記憶力が凄いので、「天才だ!」と言い続けていた親バカが二人いたね。
ここまで思い出して気が付いたのは、ウルトラマンから仮面ライダーまでの流れはお父ちゃんと一緒。
ヒーローってやはり永遠なんだな。
長男君がもらったおもちゃに対して、一緒になって興奮していたお父ちゃんがいたのよね。
(注)断言しておくが、お父ちゃんが遊びたいから押し付けて遊ばせたわけではない!
ただ、男の子で良かったと、つくづく思ったのもこの頃かな。だって、お人形とおままごとは勘弁だ。
あれだけ夢中になっていたのに、小学校に入ると一気に興味を失う長男君がいるのである。
この話の続きはまた今度。
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