今回は、長男君と二男君への怒りの記憶を掘り起こします。怒りと言いつつ微笑ましい話です。
長男君はオムツが外れるのがとても早かった。だから、買い物や旅行に出かけても、きちんとトイレでおしっこやうんちが出来ていた。
これ自体はとっても素敵なことで、成長を感じる話なのだ。
ただ、食事に行った時だけは必ずと言っていいほど同じキーワードを発動していた。
『うんち・・・』
別に、うんちに行きたくなるのは生理現象だから問題ないし、ちゃんと伝えられることは素晴らしい。でも、その言うタイミングが許せない。
僕が食事を食べようとする瞬間に言うのだ!
ビュッフェ形式のレストランや旅行先での朝夕食では、先に子どもたちの食べ物を確保し、当然僕はその後になる。やっとのことで食事を盛り付けて、いざ食べようとする時に必ず『うんち・・・』なのだ。
『なんでや!いくらでもタイミングあるだろ。なぜ今なんだ!』
そのように毎回笑いながら愚痴っていた。
おいしい食べ物を前にして、お預けをくらうのは結構ダメージがでかいもの(笑)
そして、外出先のトイレでのうんちは結構大変。全部脱がせることから始まるので、清潔ではないトイレだと大慌て。そんな時は改めてトイレを清掃してくれている人に感謝する。
多機能トイレにある子ども用のオムツ台は本当に便利である。毎回お世話になっていた。
長男君が4歳を過ぎた頃には、その食事前『うんち』攻撃は自然となくなった。これでやっとゆっくり食事を楽しめると思ったのは束の間で、なんと二男君が同じ『うんち』攻撃を仕掛けてきた。
『嘘だろ?兄弟ってこんなとこ似るの?』
食事後ならまだわかる。腸内が活発になるから。
なんで食事開始時&お父ちゃん食べ始め時なのよ。
兄弟そろって嫌がらせしてるとしか思えない。しかも、この時にトイレに連れて行く役目はなぜか僕。妻は笑っているだけ。
しかも、二男君は偏食で油料理が大好き。そのせいで頻繁にお腹を壊す。
トイレ個室内で、でかい声で叫ぶのよ『痛いよーって』。
だから、僕のレストランや旅行先での思い出は、トイレ個室内の印象が強いのだ。
うんちの話だけでごめんなさい。でも、忘れたくない記憶です。
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